春はお掃除にピッタリな季節。
世界的にも春は「スプリング・クリーニング」が一般的です。
日本では大掃除を年末に行う人が多いですが、春に掃除するとたくさんのメリットがあるんですよ!
今回は、梅雨前に掃除したい風呂掃除の方法についてです。
スプリング・クリーニングのメリット
- 気候が良いので気持ちよく掃除できる
- 水が冷たくない
- 外気が熱すぎない(日焼け注意)
- 暖かいので汚れがゆるみ掃除しやすい
- 梅雨前のカビ予防にピッタリ!
春のプチ大掃除はこんなにたくさんのメリットがあります。
玄関や網戸の掃除にも最適です。
今回は、梅雨に備えて風呂掃除の方法とカビ予防について解説しますね。
お風呂掃除の方法(毎日編)
毎日使う場所は、毎日掃除が必要ですね。
ついで掃除・こそうじをしていると、大掃除をしなくて済むので結果的に一番楽な掃除方法になります。
我が家のついで掃除・小掃除は
「お風呂のお湯を抜きながら浴槽と洗い場を磨く」
ポイントは、暖かい時に掃除をする事。
汚れは暖めると緩むので、お湯を抜くタイミングで掃除するのが最も効率がよく効果的です。
この方法だと、洗剤無しでスポンジでこするだけでキレイになります。
(劣化が進んでいて、汚れも酷い場合は、一度しっかり掃除する必要があります)
これからの季節は、ピンクのヌメリ汚れも出てきます。
こちらもブラシでこすりながら洗い流してくださいね。
- お湯を抜きながら、浴槽と洗い場をスポンジなどでこする
- 石鹸カスや皮脂汚れが多く居場所(洗い場の腰から下の部分)は念入りに
- きれいなお湯で洗い流す
- 最後は冷水を全体にかけてお風呂の温度を下げる
- 窓・扉を開けで空気の通り道を作る
- 週末など時間があるときに洗剤を使ってしっかり洗う。
(石鹸を使う方は、凝固剤が入っていますので、少し時間をかけて優しくこすってくださいね。)
お風呂の掃除方法(がっつり編)
がっつりと言えども、使う洗剤は「中性洗剤」でOKです。
最近よく見かける失敗例が
「きつい洗剤を長時間つけ置きしたら、汚れが簡単に落ちると思った」という方。
年々増加しています💦
きつい洗剤は素材を痛めます。自己流で無茶な掃除をすると家が傷んでしまいますので、洗剤パッケージに書かれている分量などを守ってくださいね!
中性洗剤は、界面活性剤で汚れを落とすので、水あか湯垢、石鹸カス、皮脂汚れなども洗浄することが出来ます。カビも発生したばかりなら、ブラシでこすりながら洗浄するとキレイになる事が多いです。
お風呂で一番大変なのが、水あか湯垢掃除。クエン酸で掃除する
中性洗剤でも落ちないのが、すでに固まってしまった水あか湯垢。
ゴシゴシこすったり、きつい洗剤を使うとお風呂に傷が入ってしまいます。
まずは、固まってしまった、水あか湯垢をクエン酸で柔らかくします。
<洗面器の場合>
- クエン酸を適量の水で薄めてクエン酸水を作る(市販の物でもOK)
- 洗面器に水をかける(水をかけることで養生できます)
- 洗面器の水あか湯垢にクエン酸をスプレーする
- その上からキッチンペーパーをはり、さらにスプレーしてしっとりさせる。
- しっとりしたキッチンペーパーの上にラップをはる
- 30分ほど放置
- ラップとキッチンペーパーを外す
- 先ほどのラップを丸めて、ラップで洗面器をこする
- お湯で洗い流して、水で洗い流す
カビは最小限の塩素を使って色を抜く
カビはアルカリ性の洗剤で洗浄できるのですが、シミが残るんですよね。
塩素は、アルカリ性で脱色が出来る洗剤です。
ただ、人体には良くない物なので、中性洗剤で落ちないカビのシミの部分のみに使ってくださいね。
お風呂全体にまくのはNGです。
塩素とクエン酸(酸性洗剤)を混ぜると有毒ガスが出ます。
配管の中でも混ざります。掃除するときは同じ日に使用しないでくださいね。
お風呂にも寿命があります。リフォームのポイントは?
何でも寿命があり、汚れもお手上げレベルがあります。
お風呂は13~15年経過するとリフォームの検討時期に入ります。
「どんなお風呂をえらべばいいの?」
答え:最優先は毎日の掃除が楽である事。お手入れしやすい事。
カビは何とか掃除出来ます。問題は水あか湯垢です。
黒いお風呂にすると水あか湯垢は目立ちます💦
傷かつきにくく頑丈なお風呂がオススメです。
今年、タカラスタンダードさんとコラボセミナーを企画しています。
家事楽をテーマにしたショールーム見学付きの楽しいセミナーです。
日程が決まり次第お知らせしますね。
毎日のこそうじ、ついで掃除で、無理なくお風呂のキレイを続けてくださいね。