「片付けなさい!」
便利な言葉なので、ついつい使ってしまうのですが…
御存知の通り、効果はありません。むしろ逆効果。
自分のものを自分で片付ける。が出来るように、収納を工夫すると親のストレスが軽減できますよ。
ざっくり収納◎。細かく分けるはNG.
良かれと思って、大人が細かく分けすぎても
子どもは対応できません。だから、もとに戻せない。
そんな場合は、BOXにざっくり収納がオススメ。
大きさは、子どもが持ち運べる大きさを選ぶ。
そうすることで、持ち運びも片付けも楽です。
重たいものはキャスター付きでもOK.
年齢に合わせて選んであげてくださいね。
ざっくり収納と言っても、ある程度は分けたほうが遊びやすい。
我が息子のときは「プラレール」「その他」「絵本」といった感じで分けていました。
子どもが遊びやすい分け方が、片付けやすい仕分けにもなります。
大人の感覚ではなく、子ども目線でざっくり収納がポイントです。
高さが重要!子ども目線を意識する
大人の片付けと同様「高さ」は重要です。
ベストな高さは「腰~目線」
この高さなら、負担なくものを出し入れできます。
この高さに、よく使うものを収納するだけでストレスフリーになります。
あまり使わない
重たいものは、腰から下の位置に。
軽いものは、目線より上に。
高さを意識するだけで、使いやすくなりますよ。
おもちゃの仕分けは、1軍2軍3軍で。
「全部いる!」と言うのが子どもです。
いやいや。全部ではないでしょ?と言うのは大人の考えですもんね。
そこで、頭の中を子どもモードに変換して
1番大切なおもちゃたち。2番めに大切なもの。3番めにいるなもの。
と分けることで、ほんとに大切にしているものと、実は手放してもいいものが見つかりやすくなります。
3番めは、スペースに余裕があればいいけど。ない場合は、サヨナラしても良いと思います。
手放しが苦手な大人の方もお試しください。
もちろん1軍は、最も使いやすいお気に入りの場所に収納してくださいね。
迷いBOXを作って見直してみる。
3軍にも入らないのに…手放せないものってありますのよね。
いらないってわかっているのに、手放せない。
そんな不安なときは、迷いBOXに入れましょう。
片付けた日を記入し、半年後再確認し不要と判断できたら手放すといいですよ。
そのうち「いらないもの」の決断がスムーズにできるようになります。
その決断力、成長していく過程でとっても重要になります。
「片付けなさい!」は控えめに。本人が自主的にできる工夫をお試しくださいね。