食品ロス?聞いたことありますか?
まだ食べられるのに廃棄される食品の事です。
2019年の統計で家庭からは年間約261万トン食品ロスが出ています。
(事業系は約309万トン)
なんと日本国民が毎日お茶碗1杯のご飯を捨てている量と同じです!
びっくりですよね。
そこで、2月は食品ロス対策セミナーをたくさんの市町村で開催いたしました。
(枚方市、吹田市、岸和田市主催セミナーで開催いたしました)
家庭でもできるカンタンな食品ロス対策について書きますね。
家庭の食品ロス<ランキング>
1位…野菜
2位…調理加工品
3位…果実類
4位…魚介類
<理由>
鮮度の低下。腐敗。カビ。
賞味期限。消費期限が切れた。
予想どおり野菜が1位です。
ほうれん草・きゅうりなど…冷蔵庫で朽ちていくものが多いようです。
意外なのが、調理加工品。
ドレッシングなど、調味料を買ったものの口に合わなかった…
という理由で廃棄したり、そもそも存在を忘れていた…
といったことも理由に挙げられます。
そして、肉!
みんな食べきるんだ~(笑)といった結果です。
冷凍保存したお肉は1ヶ月以内に食べ切るようにしましょうね!
究極の食品ロス対策は「買ったら食べる」
合言葉は「買ったら食べる」
片付けと同じで、食品も買ったりもらったりしてお家に入ってきます。
だから、毎日のお買い物を意識することで食品ロスを減らすことができます!
①買い物前に在庫チェック!
メモを書いてお買い物行く場合。小さなノートに変えてみませんか?
必要なものを毎回ノートに書くことで、
月曜日、卵とバターを買ったから…
水曜日、まだ卵あるな?
と、ノートだけでも在庫チェックできます(^o^)
これ、手間なくおすすめです。
②必要な量だけ買う
これいるかも~。美味しそうかも~。
「かも」は大敵です。
毎回説明してますが、「かも」は「つかわないかも」になる確率高いので要注意です。
③期限を知って賢く買う
スーパーで後ろの方の商品をとっていませんか?
賞味期限が近づいてくると廃棄の対象になってしまいます。
すぐ食べるなら、前方に陳列している商品を購入してくださいね。
消費期限・賞味期限の違いは何?
食品ロスのためにもしっかり理解してほしい部分がここ。
食品を効率よく消費するポイントです。
<消費期限とは?>
食べられる期限。生鮮食品に多い。
消費期限が過ぎた食品は食べないように。
<賞味期限>
美味しく食べられる期限。加工食品に多い。
すべての品質の保持が可能な期限であり、それを過ぎても必ずしも食べられなくなるという期限ではない。
つまり、賞味期限がすこし過ぎただけなら食べることは可能ということですね。
家の中にある食品。賞味期限間近なものがあれば、早速おかずにしてくださいね。
最近は賞味期限が残り1~2ヶ月ある食品を廃棄せずに
お買い得価格で販売しているお店やサイトもたくさんあります。
もちろん、食べ切れる量を買うことが大前提ですが
生活ペースに合わせて無駄なくお得に買物もできるので、ぜひ手にとって見てくださいね!
受講者さんの感想をまとめてみました。
・よかったです。野菜のくず→肥料にしたい、その方法を教えて欲しい。野菜の保存方法が聞けて良かった。
・身近な工夫を色々教えて頂いて、よかったです。
・家の冷蔵庫からの食品ロスを無くしていくように、今日の講座を受けて頑張っていきたいと思います。大変参考になりました。
・賞味期限と消費期限を区別し、賞味期限をこえても様子を見て食品ロス削減に努めます。野菜をキュッキュッとなどで洗って農薬を洗えるのも勉強になりました。買ったら使う!!買い物ノートもよいアイデア頂きました。冷蔵庫の収納や野菜の保管など、とても勉強になりました。素敵な講座を有難うございました。(山﨑先生の片付け講座バリエーション…リビング・衣類・タンスの講座が聞きたいです)
・冷蔵庫の掃除をしたかったので、寒い間にしようと思いました。収納方法、野菜の保存方法も為になりました。7・8割収納、冷凍庫は極力立てるを実践しようと思います。ありがとうございました。
・たいへん為になりました。2時間があっという間でした。楽しく講座が聞けました。ありがとうございました。
ご参加いただきありがとうございました!
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