重曹で始めるナチュラルクリーニング～心落ち着く住環境づくりのコツ～

こんにちは。自然派ハウスクリーニングHappyLifeの山﨑ゆかです。
今日は、重曹を使ったナチュラルクリーニングについてお話ししたいと思います。
ナチュラルクリーニングとは、化学物質を使わずに自然の素材でお掃除することです。
ナチュラルクリーニングをすると、家中が清潔で爽やかになりますし、体や環境にも優しいです。
重曹の特徴と効果、重曹を使った掃除の方法、重曹の掃除の注意点について、詳しく見ていきましょう。

重曹の特徴と効果

重曹は、食品添加物やベーキングパウダーとしても使われる安全な素材です。
重曹の特徴は、弱アルカリ性であることです。
これにより、油汚れなどの酸性の汚れを中和して落とすことができます。

また、重曹は微粒子の研磨剤としても働き、こびりついた汚れや焦げをこすり落とすことができます。さらに、重曹は消臭剤としても有効で、ペットの臭いや生ゴミの臭いなどを吸収してくれます。
重曹は、お掃除に欠かせない万能アイテムです。

重曹を使った掃除の方法

重曹を使った掃除の方法は、粉のまま、スプレー、ペーストの3種類があります。

• 粉のままは研磨効果と消臭効果が高く、水で洗い流しやすい場所やこびりつき汚れに向いています 。
• スプレーは水に溶かした重曹を使い、水で洗い流しにくい場所の拭き掃除におすすめです 。
• ペーストは重曹と水を混ぜたもので、頑固な油汚れや焦げに効果的です 。

例えば、コンロや換気扇の油汚れには、重曹水スプレーを振りかけて3〜5分ほど放置した後、優しくこすりぬるま湯で洗い流します。
ただし、汚れがきついときは漬け置きの（20～30分）をおすすめします。

洗面台やキッチンの排水溝には、重曹を粉のまま振りかけて上からクエン酸をかけると発泡し、配管の汚れを浮かせてくれます。発泡しない場合はぬるま湯を少し回しかけてます。
（泡の力で配管のお掃除をします）
その後、5〜10分ほど置いて、ぬるま湯で洗い流します。
分量は「重曹：クエン酸＝２：１」です。

鍋やフライパンの焦げには、重曹ペーストを塗って10分ほど置きます。
作り方は「重曹：水＝２：１」です。ドロっとしたクレンザーが簡単に作れます。
その後スポンジでこすって洗います。

重曹を使った消臭除湿の方法

重曹は、匂いと湿気を吸収します。
重曹の使い方がわからず困っている方にもオススメです。

使い方は簡単！粉の状態で使用します。
プリンカップなとに重曹（粉）を入れます。転倒して溢れるのを防ぐために不織布などでラッピングすると安心です。
後は、下駄箱やトイレなど、ニオイの気になる場所に置くだけ。
替え時は、重曹がカチカチに固まったタイミングです。固まった重曹に水を足して掃除に利用可能！
吸収した匂いは出ないのでご安心ください。

重曹の掃除の注意点

重曹は便利なお掃除アイテムですが、使う場所や量に注意しなければなりません。
重曹は弱アルカリ性です。

• 酸性のものと反応するので、酢やレモン汁などと混ぜると発泡します。
  これを利用して配管清掃もできますが、過剰に発泡すると周囲に飛び散ったり、容器が破裂したりする危険があります。必ず小さな容器で少量ずつ試してください。
• 研磨効果があるので、傷つきやすい素材には使わないでください。
  特に、アルミや真鍮などの金属や、大理石や御影石などの天然石は重曹で変色したり傷ついたりします。
  また、塗装されたものやプラスチックなども重曹で色落ちしたり劣化したりする可能性があります。使う前に目立たない部分で試してください。
• 使う量は必要最小限にしましょう。
  重曹は安全ですが、過剰に使うと排水溝や水道管に詰まったり、水質を悪化させたりすることがあります。また、重曹は乾燥剤でもあるので、肌や粘膜に刺激を与えることもあります。
  手袋やマスクを着用し、使用後はよく洗い流してください。

以上、重曹を使ったナチュラルクリーニングについてご紹介しました。
重曹は、お掃除に役立つ素晴らしいアイテムですが、使う場所や量に注意して正しく使ってください。重曹でお掃除すると、心落ち着く住環境を作ることができますよ。

自然派ハウスクリーニングHappyLifeについて

汚れがひどくなると掃除が億劫になりますよね。
ご自身で汚れを落とせないときは、プロに頼んで汚れをリセットしてもらいましょう。
きれいになったら、その後のナチュラルクリーニングも短時間でキレイになります。
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